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第147回MMS「経営者の役に立ちたいという思いから経営者同士が参謀になるというコミュニティを創り出す」後編 株式会社経営参謀 代表取締役 新谷健司さん

前編からの続きです。

 

●株式会社参謀でのコミュニティづくり

三木:新谷さん今実は新しいサービスを立ち上げておりまして、ちょっとご紹介いただけますか?

新谷:経営者のコミュニティをやってます。参謀とタイトルはついてるんですけども、私が参謀になるということではなくて、経営者同士がお互いがお互いの参謀になったらすごくいいんじゃないかなと。トーマツの時に勉強会の後に飲み会をやってるとお互い色々情報交換をしてるんですよ。「うち入札案件やったことないんですけど、入札案件とかってどうやってやってるんですか?」「社内でどうやってその案件を見つけるような体制を作ってるんですか?」みたいな話を飲み会で話していて、お互いが参謀になってるわけですよ。

三木:もう話し合いでね。

新谷:「今日はめちゃくちゃ良い話聞けたわ」って言ってその飲み会の話を持って帰って、満足して帰って行ったみたいなことが起こったりするわけですよ。真面目に勉強したい方が集まって、その後の懇親会に行ってその方々が交流するとすごく価値がある場になるんだなっていうことに気づいたんです。実例勉強会で例えば私が三木社長を連れて来て講演してもらってその方に出会えて良かった、私が選定してきたそこに価値を感じてくれる人が多いはずだって私は思い込んでたんですけど、実はそんなことなくて、懇親会に一番価値があった。

enmono(笑)

三木:それがきっかけでもあったんですか?

新谷:そうですね。そういったコミュニティづくりっていうところがやり切れない状態になってしまったので、独立してやってみようかなと。真面目に経営していて、今後会社を伸ばしていきたい、そのために学びたいという方々がコミュニケーションを取るような場を立ち上げて、リアルに勉強会をやっていくということをやったわけです。具体的に言うと「うちの会社コンサル使ったらすごい業績上がったよ」「何でそんな思い切ってコンサル使ったんですか?いったい何が起こったんですか?」とそういう話をしていただいたりとか、「新しいWantedly(ウォンテッドリー)っていう媒体を使ったら採用単価3万円で役員まで採用できたよ」と。この会社その後1年で100人採用してます。使い方が結構難しいのでそのノウハウも色々。

三木:そういうテクニックというか

ネタが入ってるんですね。

新谷:そうですね。要は実務を経営者に登壇してもらって経営者と話してもらうと。

三木:これは動画で入ってるんですか?

新谷:動画ありっていうのは過去の動画も入っていて。資料もあって、あとで振り返れるようになってる。実例を学んでいくという…

宇都宮:これは会員さん向けの?オープンにはしていない?

新谷:そうです。この一覧は見れますけれども動画は見れなかったりとか参加はできなかったり。

宇都宮:どうすればこの会員になれるんですか?このサイトから申し込めばいいんですか?

新谷:私に連絡をいただければいつでも

宇都宮:新谷さんにコンタクトすれば?

三木:ここに入って来て申し込みっていうのもあるんでしょ?

新谷:そうですね。

宇都宮:新谷さんの面接が必要とかそういう感じなんですか?

新谷:面接というか一度来ていただいてます。ここに。

宇都宮:見に来ていただいて?

新谷:それで「この雰囲気とこの感じで合いますか?」ということを確認させていただいていて、コミュニティにこの人ちょっと営業しちゃいそうだなという目的が違う方がいらっしゃったらお断りする。

宇都宮:コミュニティをちゃんと維持する?

新谷:そうです。あと年会費を50万円にしているのでそんなに気軽に入れる感じじゃないんですね。そういうところでハードルを作ってコミュニティの質を担保するっていうところをすごく気をつけてやってます。

 

新しいサービス(レビューサイト、参謀バー)について

三木:年間50万円会員はこのサービスを使えるプラス何かありますか?

新谷:これは私が目利きをして集めてきた情報なんですけど、他にも皆さんすごい良い情報を持っているので、それをどうやったら共有できるかなっていうのを色々考えていて、「お互いプロフィールを共有しましょう」とか、「利用してるサービスを共有しましょう」と。「このサービスどうだったのかっていうレビューも共有しましょう」と。

宇都宮:使い勝手が良かったか悪かったとか?

新谷:そうです。皆さんがダメって言ったらダメなんですよ。

宇都宮:経営者目線でってことですね?

新谷:そうです。みんなダメって言ってればダメだよなと。みんな良いって言ったらみんなに紹介したり、「これすごく良いよ」って紹介すればいい。逆に意見が分かれていたら、「これは一体何なんだ?」と。これは使い方なのか単純に会社に合ってないのか、それを見てこのノウハウがあるところにノウハウを移転すればうまくいくとそういうのを共有してますね。このプロフィールとかコミット、レビューを共有することでお互いがお互いの参謀になるっていうのをネット上で少し再現できないかなと。

三木:お互いの参謀になるというね。

新谷:ただ、これってお互い顔を知ってるので、知らない経営者が何を使っても別に何の興味もないですけど、「あの人これやってるの?」みたいな話になるんですよ。リアルの勉強会に来ていただいた時に、誰が来るかっていうのを共有してるんですね、こんな感じで、「あの人来るから今度懇親会の時話してみよう」とかこういうようなことをできる仕組みを作ってます。あくまでもネット上の話で全て完結するのは無理なので、リアルのところがすごく大事だなと思ってます。

三木:懇親会はどこでやってるんですか?

新谷:懇親会はセミナールームの近くの居酒屋に移動してやっています。セミナーに参加しないと懇親会に行けないというフォーマットは良かったんですけど、登壇してもらえないけどすごく良い人がいたりとか。

三木:知られざるというか?

新谷:でも人前ではあんまり話さないとか、みんなでコミュニケーションを取るような場を作りたかったりすることがあったので、「じゃあ作ろうか」と。それは実はトーマツにいる頃からアイデアがあったんですね。うちの定款では元々飲食店って入ってるんですよ。それをコミュニティの場をバーとして作って、そこに登壇はしないんだけれども、ちょっとおもしろい人がいたら連れて来るので、「この人に合いそうだ」っていったらマッチングをして、その場でバーで飲んでいただいて意見交換をしてもらったりとか。

三木:ちょっと小規模な感じ?シークレットなバーがあるんですね。それが参謀バー。

新谷:はい、参謀バーです。最初は単純なバーとして立ち上げたんですよ。それでそういったような場として使ってたんですけども、当たり前なんですけど飲食店として収益が合わなかったんですよ。毎回マッチングすれば来ていただけるんですけど、来る理由がそんなにないのでこれはちょっと大変だなと。

 

参謀バー×焼かない焼肉屋29ON

三木:それで肉が?

新谷:さらに、来ていただいた時に出前を取ってたんですね。厨房がないので料理が作れないので、本当にちょっとしたつまみしかなかったので。

三木:厨房がないんですか?

新谷:ないんです。厨房というか火力がないんです。

三木:焼いたりするっていうのがね。

新谷:そうです。ダクトもないので、単なる換気扇がちょっと付いてるだけとか、居抜きで借りてたので。それで出前を取って食べてたんですけど、「何とかしたいな、何か出したいな」ってなった時に、知り合いのfavyっていう会社が29ON (ニクオン)っていう業態を大当てしたんです。これを見ればびっくりしますので。1,400万円、1,000人。

三木:すごいですね。

新谷:飲食店ですよ?

三木:クラウドファンディングで1,400万円ってすごいですね。

新谷:飲食店が出店する前に1,400万集めてすでにお客さんが1,000人いる状態で始められるんですよ。

三木:すごい。すごい。すごい。

新谷:やばいじゃないですか。これ。この焼かない焼肉屋29ONっていうコンセプトを私知っていて、低温の調理器具(ANOVA社水温制御クッカー)を使ってるんですよ。0.1℃単位で温度を設定できて、水が回って循環するような仕組みがあって、それを鍋とかにぶすっと刺して水を入れておくと一定の温度になる。これを使ったらもしかしたらお肉をおいしくできるんじゃないかと。60℃ぐらいで殺菌できて63℃くらいで肉が固まるらしいんですね。その間で肉を焼けばめちゃめちゃおいしい肉ができるんじゃないかっていうのにfavyが気づいてこの業態が当たったと。そうするとこれ焼いてないんですよ。お湯なんですよ。

三木:なるほど。お肉をラップで包むんですね?ラップで包んでこれにずっと漬ける。

新谷:そうです。ローストビーフみたいな感じですね。それをお湯に漬けるだけでできて、しかもおいしい。

三木:この間いただきまして。

宇都宮:おいしかったです。

三木:めちゃめちゃとろける肉でして。

宇都宮:色んな肉の部位によってたぶん調整は必要なんですよね?

新谷:レシピがあるので。

宇都宮:それがノウハウですね。

新谷:研究はいろいろやったみたいですね。色んな部位を何時間もやったりとか温度を変えてみたりとか時間変えてみて、ここが最適だなっていうのを見つけて。

宇都宮:レアなんですよね。レアでちゃんと温度が通ってるっていう。肉好きの人はぜひ。

新谷:これだったらバーでも出せるじゃないですか。焼かなくていい。

宇都宮:電気だけですもんね。換気扇も必要ないですよね。

新谷:「これうちで出させてもらえませんか?」ってお願いして、「いいよ。でもちょっと改装してね」と。「肉を出すためには、この辺はもっときれいにしないと、お酒だけじゃなくて料理を出すと色んな問題があるので、そこはちゃんとやってくれたらいいよ」って言われたので、クラウドファンディングにチャレンジしてそれでこれをやったんですよ。

三木:「参謀バー×29ON」ですね。

新谷:そうです。29ONさんとタイアップをして、バー会員っていう形で集めてその方々に肉を食べていただく、かつバーで交流していただくということをやれば、売りが一つあってもう一つ本当のやりたいことが安定的にできるなと。心豊かに(笑)

三木:コミュニティとこれがうまく連携しているわけですね。

新谷:そうです。そういうコンセプトで今会員を集めて肉&バーをやってるんですね。

三木:肉会員っていくらなんですか?

新谷:肉会員は年会費2万円です。

三木:年会費2万円でどういう特典が?

新谷:バーに来れます。あと、定期的にバーで勉強会や交流会を開催していて、そちらに参加することも出来ます。

三木:そこで肉をオーダーする時は別料金ですね?

新谷:そうです。肉はコースが2つあって、おつまみ程度は3,000円でフルコースは6,000円プラス飲み放題ということです。

三木:フルコースで6,000円ですか?

新谷:6,000円です。飲み放題はアルコールで4,000円にしているので1万円です。

三木:それがこの間いただいたやつですね。

 

参謀バーの今の課題について

新谷:今の課題は、もう本当肉屋さんだと思って皆さんいらっしゃるんですよ。

一同:(笑)

新谷:「何ですか、あなたたちは?」みたいな感じになって、参謀というものが経営者のコミュニティをやって経営者の役に立つためにどうしたらいいかを考え抜いている会社だっていうところが伝わりづらくなっちゃって、それはこれから色々と試行錯誤していこうかなと。

三木:段々と考えていくっていう。その肉を導入した後何かコミュニティは変わりました?

新谷:肉屋になってしまったので、コミュニティは仕掛けないとコミュニティにならないということが分かったので、今、勉強会や交流会など色々仕掛けていってます。単にお肉料理を食べに来ると、交流するっていう感じじゃなくなるんですよ。

三木:ガツガツ食うみたいな?

新谷:隣のテーブルのお肉を一緒に食べてる方と話したいという感じにならない、なんとなく分かります?

宇都宮:肉に集中しちゃうという?

新谷:この前いらっしゃった時に食べていて、隣に他の方々がいますよ、その方々と交流をしようみたいな感じにならないですよね。

三木:それはならない。

宇都宮:腰が落ち着いちゃうっていうか。

新谷:そうなんです。交流をしたいとか何かビジネス的なメリットも持って帰っていただけるような場にしたいな、でも皆さん肉を食べに来てるから余計なお世話にしないほうがいいな、その辺の線引きが難しくて。

三木:肉会員はお友達を連れて来ることができるんですか?

新谷:できます。経営者の方しか会員になれないんですけど、経営者の方は社員のご褒美に使ったりとかそういうことができるように。

三木:そういう意味でいいですね。

 

●zenschool受講について

三木:実は新谷さんはzenschool卒業生なんですが、その経緯もちょっと。ご参加いただきましたけど、どういう意図でご参加いただけたんでしょうか?

新谷:私はzenschoolを小野さんが出られて、その後色々とお話を伺って、「やっぱりzenschoolの本質はワクワクの取り出しだな」と。これはすごい。しかも皆さんその後商品開発に成功されている方がたくさんいるので、「これは何なんだろう」と思って体験したいっていう純粋な気持ちと…

宇都宮:好奇心?

新谷:好奇心と、あとは私製造業の方のネットワークがあまりないので、そういう方々と話をしたいしネットワークを作りたいなっていう思いもちょっとあって、それで参加させていただきました。

宇都宮:この1月に受講されましたよね。3日間連続で、缶詰で。

三木:いかがでしたか?取り出せましたか?

新谷:普段全然考えないことを考えて。

三木:ワクワクは取り出せましたか?

新谷:私根本的に今ワクワクしてるんですけど、ワクワクの源泉が分かったという感じですね。

三木:何だったんですか?ちなみに。

新谷:議論。議論で勝つ。

三木:議論で人を打ち負かすみたいな?

新谷:そうです。本当嫌なやつでしたね。本当に議論が好きみたいですね。

三木:それは今はちょっと封印していると?

新谷:議論好きだったのでずっと議論してたんですけど、過去を振り返ると議論で自分が勝って気持ちよくなって終わってたなと。これはすごい友達失ってたし、大変なことをしてたんだなということにようやく自覚的になれて、「これダメだ」と思ったんですね。それで自分が勝つ優越感を得るための議論というのは封印して、健全な何かを生み出すための議論とか何か価値を出せる議論というものに集中できるようにはなりました。飲み会で楽しくよく分かんない議論をするのはいまだに好きですけどね。

 

●zenschool受講で得られたこと

三木:zenschoolで参加して、この今の事業体って何か多少の変容はありますか?

新谷:先ほど2つねらいがあるっていう話をして、ネットワークはすごく本当にすばらしい方が集まって。

三木:製造業のね。

新谷:そうですね。あと西村さんのデザイン。早速私に相談しにバーに来た方が「今度商品開発したくて、全部B to Bの商品しか作ったことがなくて、デザインとか売り方とか全然分かんないんですけど」っていう話をされて、「そうなんですね。ちなみにこの前こういう方に出会って、プロ意識があってこういうすばらしい方なんで一度お会いしてみませんか?」って言って西村さんにつなげたらもうプロジェクトがスタートしたりして。

三木:モノづくりをスタートした。すばらしい。

新谷:そうです。そういう風にこのバーに来た人に対して価値提供がプラスになった。あとはモヤモヤして何をしたらいいんだろうって悩んでる方がいらっしゃったら「こういうzenschoolがありますよ」って。

一同:(笑)

新谷:やっぱり新規事業私も前職でやっていて、苦しみがあるじゃないですか。それって自分の中のモチベーションで乗り越えるしかないので、それがないとみんな止まっちゃうんですね。それを乗り越えるのは本当自分のワクワクだったりとか自分の原体験だったりとかしかないので、そういう新規事業がなかなかうまくいかなくて何をやりたいのかよく分からないという状態になっている方がいらっしゃったら、これはzenschoolがぴったりはまるなっていうのは今すごく体感したので。実際成果出てるじゃないですか。

三木:何かよく分からないけど(笑)何か意識が変わるんでしょうね。

新谷:私は元々ワクワクしていてワクワクしたものがこれで良かったんだってすごい…

三木:自分がやってることはこれで良かったっていう風ですね。

新谷:それに対して私が提案できる解決策が増えたので。

三木:打ち手が増えたっていうことですね。

新谷:それは私がやりたいことのすごく今プラスになってます。

三木:それはありがたいですね。

新谷:良いモノはどんどん紹介したいんですよ。経営者のみなさんに。

三木:基本的に何か紹介して、そこでマッチング費用もらうとかそういうことはないんですか?

新谷:もらってないです。間に入るとややこしくなりますし、そうするとやっぱり「こいつもらってるな」っていう(笑)

enmono(笑)

三木:それに気づいたのはいつ頃なんですか?単に紹介するぐらいがいいよっていう。

新谷:それは独立する前からそういうスタンスでやってたんですよね。その時は手数料をもらうっていうビジネスを前職の業態だとやりづらくてやってなかったんですよ。そうしたら情報が集まってきたりとかスイスイマッチングが進んだりとかするんですよね。なので「このスタイルいいな」と思ってたのと、もう一つ独立してよく分かったのがマッチングフィーで売り上げが立ちました、そうしたらその売り上げに対して組織が大きくなると、マッチングの売り上げが下がってきたらマッチングを売りつけるだろうなと。

三木:無理やりね。

新谷:そうすると本当は私は経営者の役に立ちたいと思ってやってるのに、売りつけるような組織を作っちゃうだろうな、おそらくと。会社を潰すわけにいかないのでそうなるだろうなっていうのがすごく予想が付くので、もうもらわないと腹を括って、私は経営者の役立つことをやって会費をいただいている方に良いと思うものだけを紹介したい。そういうスタンスでやっていくと情報も集まってきますし、お互い良い関係が続くので。手数料もらってないので利害もないので、「良くないと思ったら別に使わなくてもいいですよ」っていうスタンスで紹介できる。

三木:逆に新谷さんに選んでもらえるようにみんな頑張るわけですね。

新谷:そうです。そういうスタンスでできるようなビジネスモデルにしたいです。

三木:すばらしいですね。

新谷:なのでさっきのようなレビューを集めて「これが良い悪いよ」っていうのはみんなの声を聞くようにしてるし、それを皆さんにフィードバックすればそれぞれ皆さんの価値になるので、そういう風にしていきたいなと。

 

経営参謀の今後について

三木:コミュニティもできつつある。盛況ですと。次のステップは?

新谷:このフォーマットで広げていきたいなと思っています。このビジネスを一人でやってたら合うんですよ。ただ、そうするとすぐ硬直化するだろうなと。さらに付き合ってる方皆さん経営者なので、発展しない組織と付き合いたくないじゃないですか。そうした時に皆さん組織の悩みとか色々悩まれてる中で、自分が一人でやっていたら数年でつまんない組織になっちゃうだろうなと。成長と拡大っていうところを皆さん狙ってやってるので。なので本当に役に立つためにはうちもチャレンジしていかなきゃいけないなっていう思いがあって、組織を大きくしたいと思ってるんですね。会員さんもたくさん増えていくと、今までは皆さんに共通の話題しか出せなかったんですけども、たくさんいらっしゃると色んな切り方ができて色んなコミュニケーションの取り方ができて色んな勉強会が作れて、そういう風なコミュニティにしていきたいなと思って今拡大を狙ってます。その拡大の仕組みづくりに今段々これから頑張って仕込んでるところです。

三木:システムのほうでもやるしリアルのほうでも拡大していくと。

新谷:そうですね。要は会員さんを増やしたいんです。

三木:エリアを他のエリアに展開するみたいな感じですか?

新谷:今はまだ東京だけでやってます。

三木:取りあえず東京で固めて。

新谷:ここで仕組みがちゃんとできたら地方に行こうかなと思ってます。地方でも何回かこういう話をさせていただいたことがあるんですけど、「それ東京の話だよね」みたいな感じになるんですよ。そうするとこれと全く同じ方法だとたぶんうまくいかないだろうなと。その現地で成功した人を見つけないとたぶんうまくいかないんですよ。コミュニティでこの人が良いって言ったから導入する人がいたりとか、それって東京の人が言っててもダメなんだなっていうのを地方に何回か行って肌で感じて。そうするとこれは単にこのフォーマットを持って行くだけじゃダメだなと。そちらにコミュニティマネージャーみたいな人がいて、その中から事例を見つけて登壇するみたいな仕組みを作っていかないといけないだろうなと。そうすると中途半端にやれないぞと思ってます。だから東京でしっかり固めて事業が収益化できたら次の地方に行きたいなと思ってます。

三木:意外とこれ都市型のサービスのような気がするから、いきなり日本じゃなくて例えばシンガポールとかあるいはニューヨークとかそういう展開もあるんじゃないかなと。

新谷:私が海外に疎いので、そういうところは色々海外に出て行って情報収集したり、今選択肢の中に全然入ってないので、検討したほうがいいかなとは思いますね。

 

新谷様の考える「日本の○○の未来」に対する想い

三木:皆さんに最後にしている質問がございまして、「日本の○○の未来」についての想いがあれば。

新谷:私今自宅が静岡県で二重生活をしていて、平日は東京、休日は田舎。やっぱり田舎にいると東京って特殊な場所なんだろうなと。田舎に行くと本当に高齢化率がすごかったりとか色んな課題が噴出しているんですね。それを見た時に逆に私はポジティブな思いになって「これ本当世界の最先端だ、ここ」と。どの国もたぶんこういう状態が今後来るだろうと。そこに対してみんなが日本を注目している状態ができてるので、この中で持続可能な状態を作るっていうのがたぶん我々が今後やっていかなきゃいけないこと。そこにチャレンジするっていうことは世界最先端なので、めちゃくちゃおもしろいんじゃないかな。こういう状態はどこの国でも来るはずだから、我々が先駆者となってそういう状態をどういう風に打破していくかを考えていくっていうのは実はワクワクすることなんじゃないかなと。

三木:まさに鎌倉はそうなんですよ。めっちゃ高齢化してるんだけど、若い人も流入してきていて、カマコンっていう団体があったりとかしてITと宗教とお年寄りと若者がぐちゃぐちゃになってやってるっていう…

新谷:そういうところを肌で触れるために、例えば娘が入ってた保育園の保護者会の役員をやってみたりとか、地方の保育園の経営ってどういうことをやってるのかなみたいなのを話してみたりとか、あるいは私の知り合いの経営者がたまたま私の田舎にサテライトオフィスを出したので、そこにちょっとお手伝いをして、役場の人とか県の事業政策課の方と色々話をしながら、どうやったらこの地域は盛り上がっていくのか。

三木:地域貢献とかも興味があるんですね。

新谷:そうです。とにかく経営者の役に立ちたいという思いがあるので、これって地方に経営者が出ていくっていうことが、果たしてビジネス上メリットがあるのかないのか、そういうことも肌で感じたかったので、そういうところを首を突っ込んでたりとか。

三木:地方はかなり熱いイノベーターが集まってます。

新谷:そうです。徳島県の神山町の話とか。

三木:神山町とか、あとは宮崎、福井…Facebookに上げておられましたね。本川根のほうの何か…

新谷:そうです。あそこがまさに本川根に川根高校ってあるんですけども、私の父親がそこで教師をやってるんですよ。

宇都宮:静岡のど田舎の山奥なんですよ。

新谷:子供の頃行ったことがあって。ただ人口が今減っていて7千人ぐらいになってしまって高齢化率も40数%、仕事もそんなにないという状況の中で、そういう動きをされてる私の会員さんがいらっしゃったので、ちょっと何か力になりたいなと。

三木:意外ですね。そういうことにも関心があるっていうのは。

新谷:そうですね。そういう感覚をちゃんと持っとかないといけないだろうなと。経営者のコミュニティをやってるので自分が勉強し続けないといけないし、人と違う体験をしていくことが価値だと思うので、そういうことで色々やってるんだと思ってます。

三木:どうもありがとうございます。今日は非常に貴重なストーリーを色々聞かせていただきました。

新谷:ありがとうございます。

新谷健司さん 
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WEBSITE 
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