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iPhone用スタビライザーでクラウドファンディングに挑戦 ~アドプラス清家英明様~

熊本県熊本市、世界最小のiPhone用スタビライザー「Elephant Steady」でクラウドファンディングに挑戦中のアドプラス・清家英明氏にお話を聞いてきました。

現在もクラウドファンディングcampfireにて支援受付中です。
http://camp-fire.jp/projects/view/1199

自分の好きなものを作りたくなった

近藤:現在Elephant Steadyでクラウドファンディングに挑戦中ですが、gizmonというブランドで他にも様々な商品を開発されているのですね。どういった経緯なのでしょうか?

清家氏:元々はソフトウェアのエンジニアでした。もちろん今でもソフトウェア開発は行っています。今までは「こんなものを作って」と言われて作ってきたのですが、自分の好きなものを作りたくなりました。そこで自分や自社のスキルやネットワークを使って製品開発を始めました。

近藤:クラウドファンディングを使用したのはなぜでしょうか?

清家氏:資金調達、宣伝、市場調査です。今までに販売したことのあるもの、例えば数万台売れた車と同じものや似たものであれば、過去の販売データから市場調査は可能ですが、私が作りたいものはそのようなものではありません。銀行や投資家等から資金調達しようと思っても、市場調査が出来ないとダメです。そこを補うのがクラウドファンディングでした。クラウドファンディングで成功すれば、市場価値があると判断して量産・販売が出来ますし、銀行等に提案する実績としても使用できます。クラウドファンディングで失敗すれば市場性がなかったということで、商品化を事前に諦めることが出来ます。

近藤:確かにマーケティング難しいですよね。

清家氏:今まで市場に無いような製品は不可能だとすら思っています(笑)

近藤:こちらのiCA5も凄く良く出来ていますね。かっこいいです。

清家氏:iPhoneはデジカメとしても機能します。iPhoneを向けられても何とも思いませんがカメラを向けられたら、つい笑顔になってしまいますよね。そこでiPhoneをカメラするデザインにしました。ニコンFを参考にしており、ポケットに入れることは考えていません。70年代くらいに作られたものは黄金期だと思っています。例えば車で言うとセダンなんて最近は走ってないですよね。でも子供に車の絵を描かせるとセダンを描きませんか?iCAも「これぞカメラ」というクラシックなデザインにしました。ちなみにこのiCA5は1万台以上売れましたがiCA FLASHやSOFT iCAは思ったように売れませんでした。

近藤:1万台は凄いですね。

清家氏:年間3,000~10,000で売れた方だと判断しています。

近藤:今回のElephant Steadyの要点はどこでしょうか?

清家氏:このElephant Steadyはスタビライザーの制御をiPhoneで行います。iPhoneはCPU、カメラ、センサー等の必要な制御を取り揃えています。そこを活かすことで小さく安価でありつつ、高性能なスタビライザーを開発しました。外観はなるべくシンプルに、エヴァンゲリオンの使徒をイメージしています。


Elephant Steadyのモック写真)

近藤:現在campfireでクラウドファンディングに挑戦中ですが、既にkickstaterでファンディングを成功されていますね。kickstaterを利用してみていかがだったでしょうか?

清家氏:kickstarterを利用する為にロサンゼルスに何度か行きました。最初はハードルが高かったものの、今はなんとなくコツを掴んできました。kickstaterの特徴は支援者が色々とアドバイスしてくることですね。例えばElephant Steadyでは2軸ではなく3軸が良いのではという意見もありました。今回は安価にするために2軸にしますが、例えば3軸にすると、そのアドバイスをしてくれた人が自分の意見が採用されたと喜んで口コミを広げてくれます。そこの宣伝効果が大きいですね。

近藤:御社の今後の展望を教えてください。

清家氏:今後もクラウドファンディングを活用した商品開発を行っていきます。既に何個かのアイデアはあります。今年の秋ごろには再度kickstaterに挑戦したいと思っています。

近藤:ありがとうございました。

 

 
(カメラのコレクションと事務所内の写真。このコレクションからアイデアを思いつくこともあるらしい)


(iCAを首から下げ、ご満悦の弊社木原氏)

≪追記≫「Elephant Steady」はiPhone6にも対応予定とのことです。

Thumb

マルソー産業に所属。 Geeks及びGeeky Factoryの運営を行なっています。
自分自身Makersでありながら、アメリカのMaker SpaceやMakersの情報を日本へ向けて発信したり、日本のMakersの情報をアメリカへ発信します。

 

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